マレーシア留学Diary

お金なし留学始めました

留学へ行く方法はたくさんあります。

マレーシア大学の先輩と車でお買い物。そして、事故。

 

みんなもそうだけど、今日は土曜日。

学校がないからダラダラな1日になると思ったんだけど、起きたことがたくさんありすぎた。

 

部屋も汚いし掃除もしなきゃいけないし洗濯物もしなきゃでやること色々あるけど、今の感じを忘れたくなくて、とりあえずパソコンをいじってます。

 

いろいろ訳があって、私のスマホを大学の先輩が持ってるから(マレー人です)、ちゃんとした写真も1個もないけどとりあえずで書きます。

あとで、写真も入れるつもりだからまたみてね。

 

 

まず昨日の夜からの話。

昨日の夕方、突然先輩から(めちゃくちゃ仲良くなった人)連絡が来て、

「今日泊まっていい?」とのこと。

 

私の部屋にはまだルームメイトが来てないから(もしかしたらルームメイトもともといない)、お泊まりしようってことになった。

 

先輩が私の部屋に着いたかと思ったら、「よしご飯食べに行こう」って近くのモールまで強制連行。

っていうのも、インターナショナル生の1人が誕生日だったから、それをみんなでお祝いしたかったみたい。

 

寮の近くにあるバス停から、バスで行けるんだけどなんと無料。

政府が運営してるやつだからだって。

 

 

ご飯前に一切れのケーキをこっそり買って、6人で普通にご飯を食べてから、誕生日の子にあげた。

f:id:noma-43:20200218214221j:plain

ティラミスのケーキ!!



そのあと、落ち着く場所に行こうってモールの近くのビーチで真っ暗な中音楽だけ流して2時間近く話してた。

良い時間だった。

 

 

 

今日は、朝からその先輩が「車だあしてあげるから必要な物揃えよう」ってお買い物に付き合ってくれた。

服も全然持ってないし(暑すぎて汗が出るから全然足りない)、掃除道具も壊れたものしか寮にはないし、ブランケットとかも欲しいし....

 

先輩の車、黄色い小さい車でめちゃくちゃ可愛かった。

ひいばあちゃんの車らしい。20年越えで使ってるんだって。

まだ、窓を開けるのもハンドル式だし、エンジンのかかり方から何から全て古い感じがして、すごい好きだった。

 

 

まず行ったのは、TESCOっていうスーパー。

スーパーっていうか、もうなんでも売ってる場所。

 

そこで、ブランケット、モップ、ランドリーバック、ハンガー、ゴミ箱...生活に必要な物を買った感じ。

 

f:id:noma-43:20200218213941j:plain

カートをずっと押してくれてた

ちょうどそこで、私の同期にあって(イエメン人)1人でいたから合流。

日本語の単語をちょっと知ってる子で、可愛いの。

 

一緒にお昼ご飯はタイ料理を食べました。

めちゃめちゃ辛かった。

 

f:id:noma-43:20200218214026j:plain

辛すぎたからトムヤムはもう絶対食べない。

 

そっから、3人で島にある一番大きなモールに向かった。

「おすすめだから行こう」って先輩の運転で私が助手席でナビを見て。

 

(日本人とマレー人とイエメン人なんてすごいと思う!!)

 

その道中、町並みの話からマレーシアの歴史の話になった。

マレーシアは、日本とイギリスから植民地にされていた時代があったせいもあって、本当に多文化なの。

 

国として私と先輩の関係を見ると、深い深い溝がある。

私の国は、昔先輩の国の人をたくさん殺したし、酷いことをたくさんした。

まだ消えてない傷があるの。大きい傷になって、いまだに誰かマレーシアの人を苦しめてる。

 

 

それは知ってた。

知ってたけど、いざ先輩の口からその「日本から植民地にされていた」っていう言葉を聞いた時。「殺された人もたくさんいた」っていう言葉を聞いた時。

なんて言えば良いのかわからなかった。

 

私がやった訳じゃない。でも、責任も少し感じるべきだと思う。

 

小さい声で「ごめんね」って私が言って、

そしたら「いいのいいの。ただの歴史。」って。

それでもいま、日本を好きでいてくれてる。

 

歴史で悪いことがあったからって、その国の人と壁を作るのは馬鹿なことだけど、とりあえずお互いが知ってるっていう環境が大事なんだと思う。

 

国を訪れるなら必須。

お互いの関係と、何をされて・してしまったのか。何をしてあげて・してもらったのか。

絶対に知ってからいくべきなんだと思う。

 

知らなかったら恥ずかしい、どころじゃ済まない。

 

 

f:id:noma-43:20200218214119j:plain

日本と何も変わらないモールの地下駐車場


 

大きいモールに着いたら、先輩の大好きな「MONKEY」っていうブランド(アメリカなのかな)に行ってデニムのズボンを買った。

いつもお世話になってるお礼に、Boostっていうジュース屋さんのジュースを買ってあげたらすごく喜んでくれた。

 

 

大満足な買い物になって帰る時に、

事故りました。

 

普通に運転してて、多分ブレーキが効かなかったんだと思う。

先輩がブレーキを踏んでたのに、止まらなかったの。

 

その時、ちゃんと距離もあったし、そんな速いスピードじゃなかったし、お話ししてたわけでもなかったし。

 

前の車にぶつかった。

運が良かったのか、その車は大きい車で私達の乗ってた車は小さかったから怪我人なし。(ホンダ車でした)

ただ、先輩の車がちょっと凹んでしまった。

 

事故った後、路上でお互い話してたんだけど、ぶつけられた方(中華系の方だったと思う)がふつうににこやかに車から降りてくるの。

先輩はめちゃめちゃ謝ってて、マレー語で話してたから何を話してるのかはわからなかったけど、とりあえず雰囲気は良いことはわかった。

 

日本で事故の現場にあったことがあまりないから、わからないけど、日本のニュースとかを聞く感じ(煽り運転とか)、マレーシアの人たちの方がはるかに優しい。

 

ぶつけられて、たとえわざとじゃないってわかってたとしても、笑顔でいられるか?

 

夫婦だったんだけど、旦那さんは笑顔で先輩と話してて、奥さんは先輩の心配をなだめてる感じに見えた。

 

事故に対するお金は発生しなくて(保険のおかげ)、とりあえず警察署で手続きすることになった。

紙を書いたり色々してたけど、ずっとにこやかなの。

信じられない。

 

先輩は、最初めちゃくちゃ相手(事故らせてしまった人)のことを心配してたけど、そのうち親の心配を始めた。

They're gonna kill me.....!!!!!!!!!

 

どこの国も同じなんだなって密かに。

 

 

先輩は、家に一旦帰る(近くじゃないけど、遠くでもない)ことになったんだけど、SIMカードの支払いの関係で突然ネットがストップ。(携帯の)

 

いつも、スマホのナビを使ってたらしく、どうしようってなってたからスマホをそのまま貸しちゃいました。

私はどっちみち部屋の掃除をしなきゃいけないから、ね。

パソコンもあるし。

 

You're my best friend I've ever had.

って言う最高の言葉をくれたけど、私も同じ。

先輩がいなかったら、もう最初から途方にくれてたんだろうなって思う。

 

いつもいつも、どこに行っても(フィリピンとかバイトとか)誰かしらが面倒を見てくれるの。

人に恵まれてる。

 

 

とにかく、すごい1日だった。

明日は部屋の片付けをして、明後日からの授業に備えます。